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映画ウォーキング 群を抜いておもしろい映画評です。名作と言われる映画もジェンダーの視点で切ると・・・
「ジョニー・イングリッシュ」(ピーター・ハウイット監督・ローワン・アトキンソン主演・イギリス・2003年)

 Mr.ビーンのシリーズを全部見てきたけれど、久々のローワン・アトキンソンさんである。ものすごく笑ってしまった。
 いわずとしれた007のパロディーだけれど、主人公の諜報部員は、お間抜けだけれども勘がいいのである。
 権威を相対化しているし、国の権力、英国だって笑い飛ばしている感じだ。また、マッチョでかっこいい男のパロディーにもなっていて、笑ってしまう。
 なんかイラクに英軍を派兵し、アメリカとならんで大国ぶっているブレア首相こそ見るべきだ。なんてね。
 ところで、イギリスの諜報部員の内部告発により、イギリスの諜報部員が、アメリカの命を受け、国連のアナン事務総長や非常任理事国の動向を盗聴していたことが明らかとなった。とんでもないことだ。
 盗聴が、国家権力によってまさに政治的に使われるという例じゃないか。もっと明らかになるべきだし、日本だって、情報を握られ、手の平に乗っているだけじゃないか。
 この映画を見ながら、イギリスの諜報システムが腐っていることをむしろ感じた。徹底的に笑いのめしているからね。
 国家がやっていることをこれだけ笑いのめすことができるのは逆に健全なことか。


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