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映画ウォーキング 群を抜いておもしろい映画評です。名作と言われる映画もジェンダーの視点で切ると・・・
「遠い夜明け」(リチャード・アッテンボロー監督・1987年・イギリス)

*視点を一貫すればいいのに*
 アパルトヘイトをテーマにしたこの名作をなんと初めて見た(「サラフィーナ」を見たことはあるが)。8月末に南アの「反人種主義・差別撤廃世界会議」に政府代表団顧問として参加するので南ア関係の本やビデオをせっせと見ているのである。
 私は拷問や暴力や殺人の場面は恐ろしくてとてもみてられないのである。
 後半、白人のジャーナリストが家族で南アを脱出するシーンは恐くて別の部屋に逃げ込んで恐る恐るまた戻ってきた。
 ところで、この映画の前半の主役はデンゼル・ワシントン演ずるビコなのだが、後半は白人の編集長ドナルド・ウッズ。
 アパルトヘイトの問題だったのが、後半は緊迫した逃走劇みたいになって、それはそれで良かったけれど、変に白人を主役にせずにビコ(黒人の指導者)一色にすれば良かったのになあと思った。白人を通して黒人のことを聞くなんて、やっぱり変。
 違う形のアパルトヘイトをテーマにしたの映画がでてきてもいいのでは。
 でも、ビコの演説シーンや語っているシーンはとても良かった。
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