職場で

-  上司・同僚・取引先による事例

--1999.10.27 I外資系銀行事件(東京)

    外国人支店長X男が、従業員A女を強姦し、また、B女にわいせつ行為をしたこ

とに対して、X男と銀行に407万円の支払いが命じられた事例。

[裁判所]東京地裁

[年月日]1999(平11)年1027日判決《確定》

[出典]判例時報1706146

[事実の概要]外国人支店長X男は、日本語を教えてほしいと称して自宅へ呼びつけた従

業員A女を強姦し、また、勤務時間中に支店長室内でB女にわいせつ行為を行っ

た。

[原告の請求]A女に600万円、B女に248万円。

[判決の概要]A女に330万円、B女に77万円。「X男の地位に照らせば、従業員に日本

語を教えるよう求める行為は被告銀行の事業の執行行為と密接な関連を有する行

為と認められる」。

[ひとこと]