1 職場で
1-1 上司・同僚・取引先による事例
1-1-2005.05.17 法務局事件(広島)
職員X男が、法務局の研修中に開かれた宴会で職員A女の体を触ったことにつき、国の責任は認めずX男だけに55万円の支払いを命じた1、2審判決を不服としたA女の上告が棄却された事例
[裁判所]最高裁第3小法廷
[年月日]2005(平17)年5月17日決定
[出典]毎日新聞5月19日WEB配信記事
[事実の概要]
 職員X男は、法務局の研修中に開かれた宴会でA女の体を触った。1、2審は国の責任は認めずX男だけに55万円の支払いを命じた。A女が上告。
[原告の請求] 1,650万円
[決定の概要] 上告棄却。
[ひとこと]
 研修中の宴会における職員の行為について、使用者(国)の責任を否定した最高裁判例。