2 教育の場で
2‐1 教育者から学生・生徒に対する事例
2-1-2004.05.31 S大学事件(島根)
セクシュアル・ハラスメント行為を理由に懲戒処分を受けた大学教授X男(52)が、虚偽の訴えで名誉を傷つけられたとして、被害を訴えたA女(20代)に慰謝料220万円を求めたのに対し、A女もX男に慰謝料として同額の賠償を求めたところ、X男からA女への220万円の支払いが命じられた事例
[裁判所]鳥取地裁
[年月日]2004(平16)年5月31日判決
[出典]共同通信5月31日WEB配信記事
[事実の概要]
大学教授X男(52)は、大学4年生だったA女と野外調査をした際、A女の肩に腕を回し、そのまま押し倒したなどとして、大学から減給10分の1、2ヶ月の懲戒処分を受けたが、A女の虚偽の訴えで名誉を傷つけられたとしてA女に220万円の損害賠償を求めた。これに対し、A女もX男に慰謝料として同額の賠償を求めた。
[原告の請求]A女の請求220万円、X男の請求220万円
[判決の概要]
X男はA女に220万円支払え。X男の請求は却下。「X男の行為がセクハラにあたるのは明らか」で「直接の指導教官から被った精神的損害は無視し難い」。
[ひとこと]