教育の場で

- 教育者によるその他の事例

--1997.01.24  NB大学事件(大分)

    100万円で和解が成立した事例。

[裁判所]大分地裁

[年月日]1997(平9)年124日和解

[出典]朝日新聞(西部)1997125日朝刊

[事実の概要]被告学校法人の保健室に派遣され働いていたA女(35)の訴えによれば、

大学の男性職員X男からセクシュアル・ハラスメントを受け、退職に追い込まれ

た。

[原告の請求]220万円。

[和解の概要]X男と学校法人が、A女に50万円ずつ支払う。

[ひとこと]新聞報道によると、原告代理人は「裁判には時間がかかるため和解した。〔セ

クシュアル・ハラスメント訴訟の〕いい前例になるだろう」とし、被告代理人は

「〔セクシュアル・ハラスメントの〕事実はなかったが、裁判が長引くことで被る

労力や費用を考えた」とする。