4 その他
4-1 政治家による事例
4-1-2004.07.14 土佐山村議事件(高知)
村議X男(49)が、忘年会の二次会で、村職員A女に「時給2千円で雇うからサービスしいよ」と言ってセーターの首元から紙幣を差し入れ接客を要求するなどしたことにつき、55万円の支払いが命じられた事例
[裁判所]高知地裁
[年月日]2004(平16)年7月14日判決
[出典]共同通信7月14日WEB配信記事
[上訴等]本件の関連裁判として 4-1-2002.01.17
[事実の概要]
村議X男(49)は、忘年会の二次会で、村職員A女に「時給2千円で雇うからサービスしいよ」と言ってセーターの首元から紙幣を差し入れ接客を要求し、煙草の火をつけさせようとしたり、身体を接触させチークダンスを踊ったりした。
[原告の請求]330万円
[判決の概要]
55万円。「X男の行為は相手の立場や人格を軽視したもので、原告が精神的苦痛を受けたのは明らか」。
[ひとこと]
X男は事件の直後に辞職したが、2003年に再び当選。
関連裁判4-1-2002.01.17は、事件を報道した新聞社とX男の名誉毀損訴訟。