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家族の法制に関する世論調査 07.2発表

 内閣府の世論調査が発表された。どの新聞でも選択的夫婦別姓の法改正につき反対が増えた、ということばかりが見出しになり強調されて報道されているので(記者は厚い中身を十分読む時間がない?)、もう少し詳細を記載した。
 平成13年の前回調査と比較し、別姓が認められないことによる何らかの不便がある人の割合は上昇、破綻主義離婚の考え方もより浸透、非嫡出子差別について否定的、婚姻年齢の平等化への賛成も上昇、に変化している。概要は下記のとおり。
 実施期間  2006年11月23日〜12月10日
 調査対象  5000人
 有効回収数 2766人 55.3%

婚姻年齢
 現行法通り(男性18歳、女性16歳)でよい     23.3%
 女性も18歳とした方がよい            41.8%
 どちらともいえない               32.1%

夫婦別姓
 「何らかの不便を生ずることがあると思う」    46.3%
  平成8年6月調査,平成13年5月調査と比較すると、41.1%→41.9%
  →46.3%と上昇
 「家族の名字(姓)が違っても,家族の一体感(きずな)には
  影響がないと思う」
                         56.0%
  平成8年6月調査,平成13年5月調査と比較すると,48.7%→52.0%
  →56.0%と上昇

 「婚姻をする以上,夫婦は必ず同じ名字(姓)を名乗るべきで
  あり,現在の法律を改める必要はない」
                         35.0%
 「夫婦が婚姻前の名字(姓)を名乗ることを希望している場合に
  は,夫婦がそれぞれ婚姻前の名字(姓)を名乗ることができる
  ように法律を改めてもかまわない」
                         36.6%
 「夫婦が婚姻前の名字(姓)を名乗ることを希望していても,夫婦
  は必ず同じ名字(姓)を名乗るべきだが,婚姻によって名字
 (姓)を改めた人が婚姻前の名字(姓)を通称としてどこでも使え
  るように法律を改めることについては,かまわない」
                         25.1%
  平成8年6月調査,平成13年5月調査と比較すると,改正の必要は
  ないが、39.8%→29.9%→35.0%。逆に,改正してもかまわない
  が、32.5%→42.1%→36.6%。平成14年5月調査より改正賛成が
  低下し、両者がほぼ同じ割合になっている。

裁判上の離婚原因
 「夫婦の関係を悪化させた原因がどちらにあるかには関係なく,
  一定期間夫婦としての関係がなくなっている場合は,原則とし
  て,離婚を認めてもよい」        58.8%
   平成8年6月調査と比較すると, 54.3%→58.8%と上昇。
 「一定期間夫婦としての関係がなくなっていることだけで,原則と
  して離婚を認めるということはよくない」 16.6%
 「どちらともいえない」          21.9%

離婚を認めるための期間
「夫婦の関係を悪化させた原因がどちらにあるかには関係なく,一定期間夫婦としての関係がなくなっている場合は,原則として,離婚を認めてよい」と答えた者(1,626人)に,離婚を認めるための期間として,どのくらいの期間が適当だと思うか聞いたところ,
 「2年以上4年未満」  27.2%
 「2年未満」      22.1%
 「4年以上6年未満」  16.0%

非嫡出子
 「配偶者以外の異性との間に生まれた子どもであっても,生まれて
  きた子どもに責任はないのだから,そのことだけで子どもについ
  て不利益な取扱いをしてはならない」
   平成8年6月調査54.5%→今回58.3%
 「正式な婚姻をした夫婦が配偶者以外の異性との間に子どもをもう
  けることはよくないことをはっきりさせて正式な婚姻を保護すべ
  きであり,そのためには,配偶者以外の異性との間に生まれてく
  る子どもについて,ある面において不利益な取扱いをすることが
  あってもやむを得ない」
   平成8年6月調査21.9%→今回調査18.5%

非嫡出子の相続分が嫡出子の半分であることについて
 「現在の制度を変えない方がよい」
   平成8年調査38.7%→今回調査41.1%
 「同じにすべき」
   平成8年調査25.0%→今回調査24.5%
 不利益扱いしない方がいい、が増えている一方、相続分差別の解消に関しては若干下がっている。

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