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都議会でセクハラヤジ 2014.6.18
東京都議会で晩婚化や晩産化の対策について質問した塩村文夏都議会議員(みんなの党)が、質問中「不妊治療を受ける女性のサポートを都は手厚くすべきだ」と訴えたところ、自民党都議らが座る一角から、「お前が早く結婚すればいいじゃないか」「産めないのか」などとヤジが相次いだ。議場に笑い声が広がり、「おい、動揺しちゃったじゃねえか」との別のヤジも飛んだ。
塩村都議が自身のTwitterに「心無い野次の連続」と投稿したところ、19日までに約2万回のリツイートが広がり、都議会には同日夕方までに1000件を超える苦情や抗議が寄せられた。
6月19日、都議会の女性議員有志約25人は、再発防止を求め、議会局の秘書課長を通じ吉野利明議長に口頭で申し入れをした。共産党と地域政党の生活者ネットワークの両会派は、それぞれ「人権侵害」として議会運営の改善を求める文書を提出した。みんなの党は発言者の処分を求める構えで、専門家に「声紋分析」を依頼することも検討している。
自民党の吉原修議長は「(各)会派の中で品位の無い発言をしないよう確認すればいいのでは」と述べるにとどまった。
2014年6月18日付朝日新聞夕刊、6月19日付朝日新聞朝刊
2014年6月18日付毎日新聞夕刊、6月19日付毎日新聞朝刊
2014年6月18日付東京新聞夕刊、6月19日付東京新聞朝刊
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