判例 女友だち 映画ウォーキング 情報BOX わがまま読書 リンク おたより欄
情報BOX 女性に関する元気の出るニュースです。情報をお待ちしています。
最高裁司法研 起訴状の被害者匿名化を議論 2013.9.13

 性犯罪やストーカー事件の被害者保護のため、検察が被害者の実名を伏せた起訴状を作成する例が相次いでいることを受け、最高裁の司法研修所は全国の裁判官による研究会を9月13日に初めて開催し、同月17日、概要を明らかにした。
 地裁裁判官21人が参加した研究会では、再被害の恐れが高い場合、起訴状で被害者を匿名とすることに異論はなかったが、被告人の防御の観点から、弁護人には実名を知らせる必要がある、証拠や判決も実名を記載する方が望ましいという意見で一致した。また、被告人には実名が伝わらないことが求められるのに、そのことが刑事訴訟法で担保されていないと懸念する意見もあったという。
 2012年11月の神奈川県逗子市のストーカー殺人で、県警が以前の脅迫事件の逮捕時、加害者の前で被害者の氏名/住所を読み上げたことが犯行につながったとして問題になった。これを機に、検察も起訴状で被害者を匿名にすることが相次いでいるが、裁判所が補正を命じる例も出ている。
 2013年7月、強制わいせつ事件の起訴状に少女の氏名を記載せず、母親の実名と続き柄が記載されたが、その後に被害者側が刑事裁判後に損害賠償命令を申し立て、9月の初公判で検察は少女側の了解を得た上で起訴状を実名に補正した。
 研究会では、全国統一の指針を示さず、議論を踏まえ各地で対応を検討するという。

東京新聞2013年9月18日朝刊
毎日新聞2013年9月19日朝刊(和田武士、山本将克、吉住遊)




Copyright(C) 2001 GAL. All Rights Reserved.
 
TOP BACK