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マーブル・チョコ
「スーダンのFC/FGM事情」(1)

 二つ目の目的は、スーダンの女性割礼/女性性器切除(FC/FGM)問題の実態と、スーダンの現地NGO「伝統的慣習と取り組むスーダン国内委員会」(Sudan National Committee on Traditional Practices, SNCTP)」の活動の視察だ(www.snctp.org)。SNCTPはアフリカにおけるFGM廃絶運動の推進団体「女性と子どもの健康に影響を与える慣習と取り組むアフリカ委員会(IAC)」の所属団体だ(www.iac-ciaf.ch)。

 FC/FGM問題は、最近日本でも認知されるようになった。アフリカ28カ国、アラブ首長国連邦など中東4カ国以外にも、インドネシア、マレーシア、スリランカで行われている。WHO(世界保健機構)は、FC/FGMを「文化的或いは非治療的理由から女性外性器の一部又は全体の切除や、女性性器その他の損傷を含めたすべての処置」と定義する。現在約1億2000万人が被害を受けており、年間200万人の少女が手術の危険に晒されているといわれている。

 WHOはFC/FGMを4つのタイプに分類している。タイプ1が最も軽いタイプでクリトリスを切除するもの、タイプ2はクリトリスと小陰唇を切除するもので、この二つのタイプが主流とされている。タイプ3は最も厳しいもので、クリトリス、小陰唇、大陰唇を切除した後、膣口を縫合して狭めるタイプだ。この3つのタイプに該当しない手術がタイプ4のカテゴリーに組み込まれている。このFC/FGMは出血や感染だけではなく、出産時の困難やHIV/AIDSにかかりやすくなるなど、身体的後遺症が指摘される。
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