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わがまま読書 独断と偏見に満ちたこむずかしくない読書案内です。教科書からマンガまで。
「職場のいじめー『パワハラ』と法」(水谷英夫 2006年 信山社)

 株価や土地の価格がじんわり上昇しているし、世の中は好景気だというが、そう実感できる人はあまりいないのではないか。依然として過労死は減っていないし、リストラの風もやんでいない。ホワイトカラーエグゼンプションは今回の国会提出はみおくられたが、まさか!とおもうような制度変更が平気でなされてしまい、信じられるもの・頼れるものがどんどん失われていく。そんななかで職場の「いじめ」が増えている。それはたんなる個人のトラブルではなくて組織がらみのパワーハラスメントの側面を持つことが多いだけに、生活に直結していて深刻であるし、解決が困難である。
 本書は、労働事件やセクシュアル・ハラスメントに詳しい弁護士が、職場のいじめの実態を明らかにし、いじめの法的責任のあり方を追及する。また、外国の実情や対応策を紹介する。セクシュアル・ハラスメントの法理がおおむね当てはまるという。
 わかりやすい叙述になっており、法律を専攻していない人にも親しみやすい。
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