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わがまま読書 独断と偏見に満ちたこむずかしくない読書案内です。教科書からマンガまで。
『女性学・男性学ーージェンダー論入門』(伊藤公雄・樹村みのり・国信潤子/有斐閣)

 「男性学」という学問はウサンクサイと思っていた。なぜなら女性学は、既存の学問が男性原理で貫かれていることへの疑問から生まれたものだから。言ってみれば、女性学以外の学問は男性学なのだから、「いまさら、男性学なんて」という印象だった。しかし、女性学が深まるとともに、いままでの男性の生き方が問われるとになった。ここに、男性中心社会を批判的に捉え返し、男性のより人間らしい生活をめざす男性学が生まれる土壌がある。
 恋愛・結婚・育児・労働・教育…… あらゆる生活の場に社会的・文化的につくられた性=ジェンダーが潜んでいる。たとえば「女らしさ」「男らしさ」。この囚われから自由になるには? この本は、解説・マンガによって考えるように工夫されている。章末にある参加・発見型学習のためのエクササイズが実践的でおもしろい。
 解説・マンガ・図表。コラム・キーワード・特講・エクササイズ・読書案内と、今日びの教科書はなんて親切なこと。


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