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『ころばぬ先のジェンダー論』(中央評論254号)

 ジェンダーバッシングが盛んな時に、ジェンダー論の特集、しかも「ころばぬ先の」というタイトルも中々果敢である。中央大学各学部から選出されている教授の編集による総合誌である。
 主な読者対象は学生であるので、それぞれの論文が簡潔にまとめられていて読みやすく工夫されている。現行制度の守るべきもの、変えていくべきもの、実際の運用によって変えうるものなど、柔軟な複眼をもって生きてほしいというメッセージが読み取れる。
 中央大学100周年の記念シンポにジェンダー論を企画し、男性が圧倒的に多い経済学部にメスをいれ、将来展望を行っているところもすばらしい。このシンポでは、矢沢澄子・大澤真理・天野正子の3人が講演を行っている。
 <主な目次>
 * 女性と仕事のいい関係をめざす(金谷千慧子)
 * 両姓併記パスポート獲得記(大田美和)
 * ダイバーシティ時代の『仕事』と『結婚』(河口真理子)
 * 結婚は異性に限られるのか(谷口洋幸)
 * 憲法24条の改正問題(藤野美都子)
 * 家族の中の、見えないジェンダーバイアス(野村みゆき)
 * 『男だって子育て』その後(広岡守穂)
 * 経済学部創立100周年記念シンポジウム「経済学部における教育
   とジェンダー:男女共同参画社会に向けて」報告(森岡実穂)
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