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『ジェンダーと人権』(辻村みよ子 2008年3月 日本評論社)

 著者は東北大学大学院法科法学研究科教授であり、著名な憲法の研究者である。1997年刊行の「女性と人権―歴史と理論から学ぶ」の新装改訂版であると記されている。しかし、著者が述べるように、その後の10年間のジェンダー研究や政策の進展は著しく、特に2003年から始まり著者が拠点リーダーとなった東北大学21世紀プログラム「男女共同参画社会の法と政策」の研究成果が圧縮されたものとなっており、諸外国の情報・対比もふんだんにとりいれられている。ジェンダーを法律特に憲法にたちかえって人権論として検討することは、政策を現実に推進する上でも、また裁判の枠組の中で不当な差別を廃していくうえでも非常に重要・有用であり、不毛な議論に流されないパワーを与えてくれる1冊である。
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