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「みんなの憲法24条」福島みずほ編 明石書店 2005年

 憲法24条の改正案は、あまり知られていない。憲法24条は、婚姻や家族における「個人の尊厳」と「両性の平等」の条文である。その改正の動きについて、24条のもとを作成したベアテ・シロタ・ゴードンさん、二宮周平さん、鍛冶千鶴子さん、竹信三恵子さん、橋本ヒロ子さんほか、多くの方が、さまざまな視点からエッセイを寄せ、24条の価値を訴えている。各自が短い文章なので、広い視点からのアプローチを知ることができ、元気が出る。
 橋本ヒロ子氏の、「なぜジェンダーフリーバッシングが起きているか」は、日本の女性運動が特に弱いことを指摘し、乗り越えるための@女性記者との連帯、A幅広いネットワークの構築、B自治体職員、議員、市民団体の連携、Cジェンダーに敏感な議員や首長の選出を提案する。
 24条の改正の動きへの反発が、かえって、ネットワーキングを強めて、現在の日本の閉塞状況を打ち破るきっかけにまでなるといいのだけれど。
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