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わがまま読書 独断と偏見に満ちたこむずかしくない読書案内です。教科書からマンガまで。
瀧波ユカリ著『臨死!!江古田ちゃん7』講談社 2013年

 24歳で江古田に住む貧乏テレオペOL兼ホステス、時にはヌードモデルもする江古田ちゃんの、OLとしての、夜のお仕事中のあれこれ、セフレや本命(しかし切なくもまあくんにとって江古田ちゃんはセフレ)、サム(和製英語をバカにする)、友だちや姉、猛禽(男どもを凋落するふわふわ女ども)の観察、彼ら彼女らからの・彼ら彼女らへのツッコミなど。セフレなんて言葉もないはるか昔に24歳を経過し、人権擁護を旨とする弁護士である私とは、全く接点がないようだが、しかし江古田ちゃんのツッコミ、毒舌、哀感は、とてもとてもよくわかる。江古田ちゃんと飲んだら盛り上がれそうだ。江古田ちゃんの親友のMとも。元ヤンキーで看護師のお姉ちゃんとも仲良くなれそうな気もするが、いささか絵が怖い…(笑)。まあ、既にオバさん化(いやオジさん化か)しているので、猛禽ですらかわいく、目を細めて和気あいあい出来そう。
 笑えるだけでなく、派遣が定着し分断された女性の労働現場の寒々した空気に切なくもなる。名も知らぬ派遣の女性が自殺したけど、新人がすぐ来るし全体説明も献花もなし…などと聴いて、江古田ちゃんがトイレで「こんなところでごめんなさい」と思いながら悼むとか、「こんなに仲良くなったの初めて〜」と言い合いながら、派遣の期間が終わったら、どちらからも連絡とるわけないとか。あ、ついマジメなところだけピックアップしてすみません。
 遅ればせながら、続々読みたい。(良)
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