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『フェミニズム国際法学の構築』 山下泰子・植野妙実子編著(中央大学出版部)

 書名のとおり、フェミニズム国際法学は、国際法学をフェミニズムの視点から批判的に再構築する学問的な試みであり、その現在の到達点、日本の到達点などが集大成されている。筆者らは、女性差別撤廃条約について、最も重要なNGOとしての役目を果たし研究をし続けてこられた国際女性の地位協会のメンバーである。すぐれた研究書であり実務書である。
目次
   第T部 国際法学におけるジェンダーの主流化
第1章 国際法におけるフェミニスト・アプローチ   阿部浩己
第2章 グローバルな女性運動の形成と展開   織田由紀子
第3章 フェミニズム国際人権法の展開      金城清子
第4章 国際人権保障システムにおける「ジェンダーの主流化」
 川眞田嘉壽子
   第U部 女性差別撤廃条約の現状と課題
第1章 女性差別撤廃条約とNGOの役割    山下泰子
第2章 女性差別撤廃条約への留保       谷口洋幸
第3章 女性差別撤廃委員会の構成と性格   渡辺美穂
   第V部 女性差別撤廃条約選択議定書の分析
第1章 制定過程の研究              軽部恵子
第2章 個人通報資格についての一考察     西立野園子
第3章 個人通報制度の検討           申惠ボン
第4章 調査制度の検討              林 陽子
第5章 委員会・締約国の実行と手続規則   山下由紀子
   第W部 女性差別撤廃条約選択議定書と日本
第1章 制定過程における日本政府の対応    奥山亜喜子
第2章 個人通報制度への日本政府の姿勢   有澤知子
第3章 「司法権の独立」論に基づく反対論批判 山下威士
第4章 国際人権条約に関する日本の判例    堀口悦子
第5章 選択議定書に基づく救済可能性のある事例 中島通子
   第X部 関連人権条約および関連機関の実行
第1章 自由権規約               佐伯富樹
第2章 社会権規約               藤本俊明
第3章 ヨーロッパ人権条約           今井雅子
第4章 米州人権条約             吉村祥子
第5章 国際労働機関             朝倉むつ子
   第Y部 女性の人権に関する各国の対応
第1章 アジア太平洋地域           橋本ヒロ子
第2章 イタリア                  松浦千誉
第3章 スウェーデン               古橋エツ子
第4章 フランス                 植野妙実子
第5章 アメリカ合衆国             武田万里子
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