判例 女友だち 映画ウォーキング 情報BOX わがまま読書 リンク おたより欄
わがまま読書 独断と偏見に満ちたこむずかしくない読書案内です。教科書からマンガまで。
『セクシュアリティの心理学』(小倉千加子・有斐閣)

 あるところで、著者の「男性のセクシュアリティ」についての講義をきいた。その過激なことにびっくり。おもわず講義終了後、そんな感想をもらしたら「何いうてんの。あなたの編集した本にちゃんと書いてあるのに」といわれた。エー!? 活字と耳で聞くのとではインパクトがまったく違う。第一、学問的に書いてあることと卑近な例(たとえばタレントの例)で説明されることとがなかなか結びつかないものだ。とはいうものの、「男女という生物的なセックスは自明なものではない」などこの本を読むと目から鱗のことばかり。なぜ、いままで心理学はセクシュアリティを学問的対象としてこなかったのか。いったい、セクシュアリティとはなにかからスタートしてセクシュアリティ研究の最先端にたどり着こうとする意欲にあふれた著者久々の書き下ろし単著。
 上野千鶴子さんの厳しくもやさしい書評が「書斎の窓」(有斐閣)2001年10月号にある。
Copyright(C) 2001 GAL. All Rights Reserved.
 
TOP BACK